https://streamable.com/5l0622
テレビ朝日「報道ステーション」のメインキャスターを務める同局の富川悠太アナウンサー(43)が、新型コロナウイルスの感染検査で陽性と確認されたことが11日、分かった。
テレビ界では先月末にタレントの志村けんさん(享年70)が新型コロナによる肺炎で他界するなど、感染が拡大。報道番組でも初めて感染者が出た衝撃は大きく、今後の放送態勢に影響が出るのは必至だ。
富川アナに異変があったのは今月7日。政府が緊急事態宣言を発令した日で、番組途中から明らかなかすれ声になり、苦しそうな表情も見せた。
終了後には視聴者から心配する声が上がるほどだった。しかし、その後も9日まで通常通り出演していた。
スポニチ本紙の取材では、感染を調べるPCR検査を受け、11日に陽性と確認された。感染経路は分かっていないという。
報道番組に携わっていることもあって本人に公表する意志があり、テレ朝はきょう12日に発表する方向で調整している。
これを受け、富川アナは週明けの13日から番組出演を見合わせ。さらにコンビを組むフリーの徳永有美アナ(44)も濃厚接触の疑いがあるため、同日から欠席する予定。
そのため、金曜日を担当する同局の小木逸平アナ(45)とフィールドリポーターの森葉子アナ(33)がピンチヒッターを務める方向。また、共演する森川夕貴アナ(26)はすでに10日から番組を休んでいる。
日本を代表する報道番組のメインキャスターが感染した衝撃は計り知れない。各局の報道番組では出演者がスタジオ内で距離を取って座るほか、
出演者を別の場所から中継出演させるなどの対策を取ってきた。報ステでも、富川アナと徳永アナが2メートル以上の間隔を空けて出演していた。
ただ「放送中はマスクを着けることができないし、打ち合わせで徳永アナやスタッフと接する機会がある」(関係者)のが実情。
実際、幹部スタッフで体調不良を訴えている人が出ている。また、テレ朝のアナウンス部内で濃厚接触者がいる可能性は十分あり、ほかの番組にも影響が広がりそうだ。
感染拡大が続く中で、報道番組は「使命」として放送を続けている。富川アナの感染は今後、どのような報道態勢で続けていけばいいのか、極めて難しい問題を突きつけている。
「報ステ」富川悠太アナのコロナ感染www
-
- カテゴリ:
- 事件事故